明石市立高丘中学校
行事

2月4日(金)
暦(こよみ)の上では「春」
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 今日は『立春』です。(春の始まりです)「立春」と聞けば、私は松尾芭蕉の紀行文『奥の細道』が頭に浮かびます。
 「月日は百代の過客にして、いきかふ年もまた旅人なり。・・・・・やや年も暮れ、春立てる霞の空に白河の関越えんと、・・・・・」という名文で始まり、「春立てる霞」は「立てる」を「春が立つ(立春)」と「霞が立ちこめる」と二つの意味で使っています。このような表現技巧を掛詞(かけことば)と言いますね。3年生の生徒の皆さんは奥の細道は授業で習っているので知っていましたよね。
 芭蕉は46歳の時に江戸(東京)の深川の自宅(売却します)を出発し、東北・北陸を経て、岐阜の大垣までの約2,400kmを5か月かけて旅しました。江戸時代の平均寿命はかなりあいまいですが32〜44歳で、この旅は芭蕉にとって命がけの旅であったと想像できます。命をかけても行きたい旅、強い思いで何かに取り組もうとする人が羨ましく思います。
 生徒の皆さん、今という時を大切にしてくださいね。そして、壮大な夢(自分にとって)を実現できる人になってください。
「手洗い・うがい・十分な睡眠、部屋の喚起、外出時のマスクの着用」等の生活を送り、予防できることは予防していきましょう。
 月曜日も元気に登校してきてください。待っています。

by校長(515)




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