明石市立高丘中学校
行事

1月17日(月)
1・17
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 今年も1月17日がやってきました。27年前の朝5時46分、マグニチュード7.3の地震が起こりました。犠牲になられた方は6,434人、そのうち中学生は145人亡くなっています。亡くなった主な原因は家屋の下敷きで、燃え広がる火災による焼死がほとんどでした。
 明石市でも死者5名、6件の民家の火災、家屋の全壊と半壊は4,839戸、水道は市内の半分が断水、ガスは明石川より東側が停止の状況でした。
 当時のことを思い出してみますと大型の車が家にぶつかってきたと思いました。下から突き上げられるような縦揺れの地震でした。テレビではどの局も阪神高速道路が倒れている様子が長時間にわたり映し出されていました。「何が起こったのかわからない」と言うことが当時の感想です。
 電話はかからない、道は電線が分断されて垂れ下がり、道路に亀裂がおこり、信号は稼働していません。学校は避難所となり、避難されて来る人の受け入れに追われ、17日の記憶が私にはほとんどありません。
 今年も3年生は修学旅行で『北淡震災記念公園』で野島断層や当時の住宅、神戸の壁、を見学し、実際に震度7の地震の揺れを体験しました。どうでしたか?
 『南海トラフ大地震』がいつ起こってもおかしくないと新聞等で報道されています。
 高中生には『自分の命は自分で守り、他人の命を大切する人』であって欲しいです。
 新型コロナウイルス感染症がまん延する中、大地震がおきれば『自分』はどう行動するかを皆さんには今日考えて欲しいです。
 上記が本日6校時に行った防災訓練での私のお話です。
 今日の写真は、北校舎1階廊下の掲示物、2年生の防災講演会の様子です。
 手洗い・うがい・十分な睡眠、部屋の換気、外出時はマスクの着用等の生活を送り、明日も元気に登校してきてください。待っています。

by校長(502)




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