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写真は、大きく広がって群生する≪シロツメグサ≫。≪シロツメグサ≫の名前の由来は、過去、このコラムに記したことがあります（去年の５月３１日）。 この≪シロツメグサ≫は、『三つ葉のクローバー』と呼ばれることが多いです。私は、光合成の実験に、よく活用させてもらったものです。三つの葉っぱが、ほぼ同じ条件の下で生育していて、その内の一枚をアルミホイルで覆い光を遮断する、一昼夜経つと、その一葉だけが、デンプンを蓄えていないことが分かります。 そして、この『三つ葉のクローバー』の中に、時々『四つ葉のクローバー』が存在することは良く知られています。 その『四つ葉のクローバー』を見つけることが出来ると、幸運⇒幸せ、になれるとか…。 いやいや、そんなところに、幸せはありません。 幸せは、自分の生活の中で、見つけていくものです。 時間という、かけがえのない、一度使えば二度と戻ってこない、大切なものの対価として積み上げていく『人生』の中に、幸せは隠れています。決して幸せは、自己主張はしません。 我が校の校歌、三番の歌詞には『…変わらぬ友情育み合って 明日の幸せ 夢見るところ…』とあります。 決して、『四つ葉のクローバー』探しをするのではなく、人から見れば、本当にささやかなものに見えることが多いのかも知れませんが、『人生』の中で、自分だけの幸せを見つけて行こうではありませんか。 寺岡 |