ジャカルタから北東に飛行機で2時間。カリマンタン島にあるオランウータン保護区を見学に行って来ました。保護されているオランウータンは約90頭。見学できたのは4頭で、他のオランウータンは治療中だそうです。「オランウータン」とはマレー語で「森の人」という意味です。森で群れを作らず、単体で生活をしています。近年、乱獲や森林崩壊で絶滅危機にある彼らを保護する目的でこのセンターは作られました。餌は一日二回、果物やミルクを写真のように川をボートで回りながら与えます。以前、動物園で虐待されたトラウマが残っているオランウータンは、車の音を聞くと今も大きな声を出して怒り出します。だから、極力、車で近づかず静かに餌をやっているのです。
増田恵津子
引用:https://japan-info.asia/island/2323/attachment/unknown-3-237/
|