「ハラール(HALAL)フード」 人口約2億人のインドネシア人の9割がイスラム教です。イスラム教徒(ムスリム)の信仰行為には「信仰告白」「礼拝」「喜捨」「断食」「巡礼」があります。ムスリムは1日5回のお祈りをし、毎年1か月ほどの断食を行います。また、「ハラール(許されている)」というイスラム法の教義に沿った概念があります。食事もこのハラールフードを食べる習慣があります。それとは逆に正しい手順に従ったものではない「ハラーム(禁忌)」は、食べることができません。材料表示だけでなく、正しい手順で処理されたかどうかを示すのが「ハラール」表示です。写真は豚肉が入っている日本から輸入された「ハラーム」食品です。食堂やレストランにもこのような表示がされています。
増田恵津子(参考文献:lifenesia)
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