明石市立高丘中学校
行事

1月16日(火)
高丘中 海抜52.5m
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 今年も、明日、兵庫県南部地震から23年目の“その日”がやってきます。
 我が校も、今日、防災訓練を挙行します。
 さて、これまでに何回も、地震を想定し、まずその場で“身を守る”、次に、火災発生を想定し安全を確保しながら“逃げる”、という訓練をしてきましたが、“津波”による被害を回避するための訓練は、行ってこなかった気がしています。
 その訳は、この写真にあります。我が校は、明石市内で、一・二番目に高いところに存在する学校です。建っている場所の標高を考えると、高丘に居る限り、“津波”の心配は、まずないのです。
 しかし、本当にそれでよいのでしょうか!

 明石市内で、おそらく一番低いところにあると思われるK中学校の敷地の海抜は、1.9mです。当然、地震想定の防災訓練では、“津波”被害に遭わないような内容を盛り込みます。
 高丘中の生徒が、将来どんな場所に定住をするのか、またどんな場所で働くのか、分かりません。もし、海辺の街に滞在中している折り、運悪く“津波”に遭った時、高丘の子どもたちは、“津波”に対しての防災学習が出来ていなかったために被害に遭った、では済まされないのです。
 “津波”にあう可能性が、現在“0”に近い高丘だからこそ、“津波”に対する意識付けが必要だと思っています。
 今日の、防災訓練では、この“津波”被害の事について、特に話したいと思っています。
 ご家庭や、地域でも、また宜しくお願い致します。
寺岡


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