明石市立高丘中学校
行事

1月15日(月)
生命力
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 7月14日に掲載した≪ジャガイモ(メークイン)≫の現在です。
 じゃが芋の芽には、『ソラニン』と言われる“毒”が入っていて、食べると危険だ、とはよく言われる話です。

 先日の、卵の話の時に、『卵の中にはヒヨコの身体になる成分が全部含まれているのだ』と書いたように、このじゃが芋の中にも、芽や葉や根になる為の必要物は、ほとんど総て入っている、と言うことなのですね。多少の空気中の水蒸気からの水分補給はあるのかも知れませんが、室内に放っておくだけで、時が来て、このような姿になりました。

 この芽を出し、根を伸ばす時期の“生命力”の強さを思う時、その“毒”があるというのは、当たり前のような気がしてきます。その位の“勢い”があって当たり前だ、と言うことです。
 高丘中の子どもたちも、もっと生命の躍動感のある、活躍をして欲しいものです。中学校の今の時期が丁度、芽や根を自由に伸ばしていく時期です。誰もが人生の成長過程において、自我が芽生える時、その強烈なまでの個性が、ある種の“毒”と見られても仕方のない時期があるように思うのです。勿論、その毒で人を傷つけてはいけません。自分を曲げてでも、他の人の事には気を付けるべきです。

 …そんな事を言っている私の場合はもっと酷く、人から聴くと、若い頃から中々他の人と打ち解けず、“寄らば斬るぞ”という雰囲気が漂っていたそうです。今は、それを覆い隠す術を多少は身に付けていますが、それでも時々、地金が表に出てしまっているようです。この歳になって、人間がいつまでも出来てないなぁ、と思いつつも、性格って、おいそれとは変わらないものですね。お恥ずかしい限りです…。反省。
寺岡


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