バリ通信?
バリ島の伝統的な舞踊を鑑賞しました。一つ目は「BARONG DANCE(バロンの踊り)」です。バリ島の人々は、人の心の中には善い魂(バロン)と悪い魂(ランダ)があり、この魂の闘いをは永久に決着がつかない、つまり善悪は永久に存在するという考えを持っているそうです。写真の動物のようなものは、バロンで善い魂を演じています。舞踊はバロンとランダの闘いの踊りが中心です。二つ目は「KECAK(ケチャクダンス)」です。約50人の男性による「チャッ、チャッ、チャッ」という大合唱の中で、物語は進行します。物語は姫をさらわれた王子がガルーダの助けを得て、姫を取り戻すというこれもまた闘いの物語です。50人の男性は猿に扮しているという設定で腰にはバランスを表す黒白の布を巻いています。バリ島には他にも多くの舞踊があります。人々は子供のころから地元に伝わる踊りを練習しているそうです。 増田恵津子
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