行事

一枚の
映像から
201921日(金)明けの明星

更新日:2019/02/01 17時54分

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 プライベートも含め、1月は、とうとう1枚の写真も撮らずに終わってしまいました…。

 先日、明石市立天文科学館の井上毅館長と話をしていて、私が、『朝、新聞を取りに玄関口を出ると、金星と木星の輝きが素晴らしく、寒いのだけれど思わず見入ってしまう』と言った時、井上さんから、『それなら、2月1日の朝に見ると、いいものが観られますよ』と教えてもらいました。
 天文現象は、天候に左右されます。どうか、晴れていますように…と願っていたら、今朝、本当に素晴らしい光景を堪能することが出来ました。
 写真は、6時15分の空です。月・金星・木星(左から順)が、まだ明けやらぬ東の空に、綺麗に並んで見えていたのです。これを独り占めしては勿体ないと、早速、学校へ行く準備をしている娘に声をかけ、2人で眺めました。
 私の撮った写真? そんなもんでは、到底、その美しさは、表せないものです。
 申し訳ないですが、この写真は、形だけのものと言わざるを得ません。
 明日になってしまえば、こんな星の並びは観られません。月は地平線すれすれに移動している事でしょう。

 次の新月は、2月5日で、この日が旧暦の1月1日です。2月3日の“節分”、4日の“立春”、そして5日の“旧正月”と、1年の内、一番寒くなるこの折り、カーンと冴えた冬の星空を、温かい格好をして眺めてみるのも良いものです。
 夕方の南空には、オリオン座、おおいぬ・こいぬ座、それらの一等星がつくる“冬の大三角”。北の空には、オレンジ色のぎょしゃ座“カペラ”が存在感たっぷりに光っています。天頂には、ふたご座の“カストル”“ポルックス”。おうし座“アルデバラン”や“すばる”も、西空に少し傾き見えています。この、豪華絢爛たる、冬の星空を、お見逃しなく!
 時節柄、風邪・インフルエンザ等には、くれぐれもご用心ください。

寺岡


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