≪コギク≫の花たちが、色とりどり、形もとりどりに、あちらこちらで咲いています。
先日、我が校で『グラウンド・ゴルフ』大会のあった日、運動場、北の斜面に咲く≪コギク≫に、『虻』の仲間が、花粉目当てに集まって来ていたところを撮りました。
『虻』というと、“刺される”というイメージをお持ちではありませんか?
勿論“刺す虻”もいます。
『虻』は、他のムシを捕え体液を吸うタイプのものと、花の花粉や蜜を舐めたり食べたりするタイプのものに、大きく二つに分けることが出来ます。肉食と草食、と言い分けてもいいと思います。
もうお分かりと思いますが“刺す虻”は、前者のタイプなのですね。後者は、全く平和なものです。花を求めて、飛びまわります。
写真①は≪オオハナアブ≫といって、パッと見た目は、フサフサと毛の生えた、小型の≪クマバチ≫の様です。しかし、『蜂』との大きな違いは、翅が二枚しか見えないところです。もう二枚は退化してしまっていて、よくよく見ると、痕跡が見つかる程度です。『虻』や『蠅』の仲間は、翅が二枚なのですね。複眼にも、面白い模様が見えます。
写真②③も、①とは別種なのですが、残念ながら②の名前は知りません。やはり、複眼の模様に特徴があります。③は、≪キゴシハナアブ≫といって、これもよく見かけます。⇒腰のところが黄色い花に来る虻、という意味の名前ですが、この虻も、複眼に特徴があります。丁度、芥子粒を散らしたような模様に見えますよ。
このように、普段何気なく見てはいるのですが、よく見ると、様々な個性溢れる『虻』達が、晩秋の陽だまりで活動しています。
先日、我が校で『グラウンド・ゴルフ』大会のあった日、運動場、北の斜面に咲く≪コギク≫に、『虻』の仲間が、花粉目当てに集まって来ていたところを撮りました。
『虻』というと、“刺される”というイメージをお持ちではありませんか?
勿論“刺す虻”もいます。
『虻』は、他のムシを捕え体液を吸うタイプのものと、花の花粉や蜜を舐めたり食べたりするタイプのものに、大きく二つに分けることが出来ます。肉食と草食、と言い分けてもいいと思います。
もうお分かりと思いますが“刺す虻”は、前者のタイプなのですね。後者は、全く平和なものです。花を求めて、飛びまわります。
写真①は≪オオハナアブ≫といって、パッと見た目は、フサフサと毛の生えた、小型の≪クマバチ≫の様です。しかし、『蜂』との大きな違いは、翅が二枚しか見えないところです。もう二枚は退化してしまっていて、よくよく見ると、痕跡が見つかる程度です。『虻』や『蠅』の仲間は、翅が二枚なのですね。複眼にも、面白い模様が見えます。
写真②③も、①とは別種なのですが、残念ながら②の名前は知りません。やはり、複眼の模様に特徴があります。③は、≪キゴシハナアブ≫といって、これもよく見かけます。⇒腰のところが黄色い花に来る虻、という意味の名前ですが、この虻も、複眼に特徴があります。丁度、芥子粒を散らしたような模様に見えますよ。
このように、普段何気なく見てはいるのですが、よく見ると、様々な個性溢れる『虻』達が、晩秋の陽だまりで活動しています。
寺岡