行事

一枚の
映像から
2018915日(土)陸の『珊瑚』

更新日:2018/09/15 17時51分

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 我が校に、比較的多く植えられている、常緑樹である≪サンゴジュ≫の紹介です。
 ≪サンゴジュ≫は、漢字で書くと『珊瑚樹』です。
 この名がついた由来については、写真をご覧いただければ、たちどころに分かります。

 この木は、土壌さえしっかりしていれば、あまり小まめな水やりとかの世話をしなくても、育っていくような気がします。学校に植えるには、ぴったりですかね。
 写真①は、6月初旬に撮影した、花の蕾の様子です。薄いクリームイエローの花は、≪ネズミモチ≫又は≪ナンテン≫に似ています。写真②は、①の一ヶ月後、7月初旬の映像です。既に“実”が付いていますが、まだまだ未成熟の“実”で、青みがかった白色をしています。それが更に一ヶ月後、8月初旬になると、写真③のように赤く色付き、陸上の木に、赤い『珊瑚』が付いているように見えてくるのです。それで『珊瑚樹』なのです。今日掲載の写真は、全部同じ木の同じ部分を撮っているものです。蝉が、この“実”の先っちょまで、つたって上がって来て、羽化をしていますね。
 この後、≪サンゴジュ≫の“実”は、成熟を増し、黒っぽい色になって行きます。写真④は、つい先日、9月上旬の写真です。台風の風で、セミの抜け殻は飛ばされてしまったようです。
 写真①~④まで、約100日。このように、定点を決めて、一定の間隔を置いて映像に収めていくと、日々の変化が分かりにくい、『植物』の成長の跡を楽しめます。

寺岡


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