行事

一枚の
映像から
2018622日(金)夏に至る

更新日:2018/06/23 13時40分

サムネイル画像をクリックしていただくと拡大表示されます。
写真無断使用はお断りします。

1

 昨日は『夏至(げし)』でした。
 北半球では、日中が最も長くなる日です。
 日の入りは、午後7時を過ぎてからで、更に西へ行くと…、先ごろ修学旅行で滞在した“平戸島”では、7時半を過ぎても、まだ明るかったのです。
 昨日は、薄雲の中、日没があり、その薄雲がフィルター代わりとなり、またシャッタースピードや絞りの具合を最大限活用し、日中は圧倒的威容を誇る、眩い光球『太陽』の写真に挑戦しました。
 北緯66.6°以北では、太陽が1日中沈まない現象“白夜”の状態になっています。逆に南緯66.6°以南では、太陽が1日中昇って来ない現象“極夜”の状態です。私たち、中緯度付近で暮らす者にとっては、想像もつかない現象ですね。

 最近の夜空は、『惑星』のラインナップが豪華です。
 夕方の西空には『金星』が輝いています。少し前には、三ヵ月とのデュエットが見られていました。今、月は、夕方南の空で、太く豪華に光る『木星』との競演です。また、『土星』も、さそり座α『アンタレス』の近くにあり、落ち着いた光を放っています。そしていよいよ真打登場! 夜中を過ぎたころ、…ほんとに赤い! 『火星』が、南天に登場します。7月の終わりから8月の初めにかけて、大接近が予定されているので、この輝きは今後ますます大きくなっていきます。
 それと、いよいよ『ハヤブサ2』が、小惑星『リュウグウ』に到着しますね。

 高校の時、私は、夏になると、よく一晩中、星を眺めていたものでした。特に、8月の半ばにある“ペルセウス座流星群”を毎年、観察に行っていました。
 強敵は、『蚊』と『空腹』です。眠気なんて、全く寄せ付けませんでした。
 ああ、懐かしい!
 私に、又そんな日々が訪れたらいいな、と思っています。

 今日から、更に蒸暑くなっていく日本の夏ですが、日中の長さは、だんだんと短くなっていっていくのは、信じ難いことです。

寺岡


1

http://scwww.edi.akashi.hyogo.jp/~jr_tkok/mobile.php 学校行事の様子などを携帯からもご覧になれます
明石のコミュニティ・スクールTwitterページ