行事

一枚の
映像から
2018531日(木)花の首飾り

更新日:2018/05/31 08時16分

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 一般に、『クローバー』と呼ばれている、マメ科の帰化植物≪シロツメグサ≫です。
 幕末に、ヨーロッパから、貿易品が入ってくる際、箱の中の品物を守る緩衝剤としての詰め物の役割で、日本に入ってきました。当時は、検疫も何も、ほとんど何も無かった状態だったのでしょうね。“白い花が咲く詰め物の草”という意味で≪シロツメグサ≫の名が与えられたと聞きます。

 昔は、この花をたくさん摘んできて、女の子たちは(いや、男の子も!)“首飾り”や“頭飾り”に編んだものでした。
 昭和の人気グループサウンズ(GS)の一つに、【ザ・タイガース】があり、その最大ヒット曲が【花の首飾り】という曲です。その曲の歌詞では、首飾りに編んだ植物は『雛菊』でしたが、我々、オジサン・オバサンたちは、やはり、『花の首飾り』と云えば≪シロツメグサ≫や、昨日紹介した≪ウマゴヤシ≫のイメージがあります。因みにこの【ザ・タイガース】の曲は、それまで【沢田研二】がリードヴォーカルを務めていたこのグループで、初めて【加橋かつみ】がリードヴォーカルを務めたものでした。

 …と、それはさて置き、普通は葉っぱが3枚ずつセットになり出ているのですが、4つの葉がひとつの茎から出ているものを『四つ葉のクローバー』と呼び、探し出せば、幸運が訪れると言われていますね。数はものすごく少ないのですが、たまに発見すると、本当に幸運が訪れる気分に浸るのは、私だけでしょうか。
 ≪シロツメグサ≫も、春から夏を代表する、どこにでも見られる花です。

寺岡


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