私は中学生くらいの頃、≪タマネギ≫は、スライスして氷水で晒したものを、生でしか食べられませんでした。今では、生は勿論、炒めても、揚げても、炊いても、美味しくいただいております。
我が校に植えられた≪タマネギ≫も、もう取り入れ時です。
さて、この辺りでは、≪タマネギ≫食うなら淡路産、と言われます。成るほど、他の産地のものよりも、甘くておいしい気がします。他の地区と何が違うのかと言えば、“土”が違うのだ、と淡路の方々は言います。
そして、大阪に行けば、≪タマネギ≫は和泉産、と言われます。
…そこで閃きました!
実は、淡路島の中南部と、紀淡海峡を隔てて接している和泉地区は、同じ地質なのだと言うことを!
地質学上では、和泉層群(いずみそうぐん)と言います。
和泉層群は、昔からよく知られた、『化石』の産地で、今から約7,000万年前の白亜紀後期の地層から、アンモナイトやサメの歯などの他に、近年、ハドロサウルス科恐竜の歯骨(下顎の骨)や頸椎(首の骨)などの化石が見つかっています。海を隔て対岸で、同じ化石が見つかるのです。私たちは、海で隔てられると、地域が違うように感じてしまうのですが、地質学上はしっかりとつながっているのです。
淡路と和泉、ふたつの地域の≪タマネギ≫も、同じ地質の土壌に作られるので、甘く美味しいのです…かね?
我が校に植えられた≪タマネギ≫も、もう取り入れ時です。
さて、この辺りでは、≪タマネギ≫食うなら淡路産、と言われます。成るほど、他の産地のものよりも、甘くておいしい気がします。他の地区と何が違うのかと言えば、“土”が違うのだ、と淡路の方々は言います。
そして、大阪に行けば、≪タマネギ≫は和泉産、と言われます。
…そこで閃きました!
実は、淡路島の中南部と、紀淡海峡を隔てて接している和泉地区は、同じ地質なのだと言うことを!
地質学上では、和泉層群(いずみそうぐん)と言います。
和泉層群は、昔からよく知られた、『化石』の産地で、今から約7,000万年前の白亜紀後期の地層から、アンモナイトやサメの歯などの他に、近年、ハドロサウルス科恐竜の歯骨(下顎の骨)や頸椎(首の骨)などの化石が見つかっています。海を隔て対岸で、同じ化石が見つかるのです。私たちは、海で隔てられると、地域が違うように感じてしまうのですが、地質学上はしっかりとつながっているのです。
淡路と和泉、ふたつの地域の≪タマネギ≫も、同じ地質の土壌に作られるので、甘く美味しいのです…かね?
寺岡