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2018222日(木)記念の碑(9)開校10周年記念

更新日:2018/02/22 15時48分

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 我が校、開校10周年記念の式典は、盛大だったようです。
 その式典の一環として、中庭の花壇の整備と≪アスナロ≫の植樹式がありました。古い写真の中には、この植樹当時の≪アスナロ≫が写っているものがあります(写真①複写)。その植えられた、初代≪アスナロ≫は、細いながらも、渡り廊下の2F部分より高くそびえているのです。
 この時には、“タイムカプセル”も埋められたもようです(写真②複写。これも20周年の時に、取り出しの儀式があったと思うのですが…)。そして、以前にも書かせてもらった、当時の明石市長、小川剛氏の揮毫を刻んだ石碑(写真③)も建立されました。

 さて、各年度の卒業アルバムに写っている、10周年記念で植樹された≪アスナロ≫を順にたどっていった結果を記していきたいと思います。

 平成元年:14回生のアルバムには、茶色く枯れた、何と(!)背の低い≪アスナロ≫が写っています。そこで、私たちは、①初代のものと、植え替えられている、②しかも、その≪アスナロ≫も枯れてしまっている、という二つの出来事を知るのです。この年の卒業生は466人、高中史上、最多人数です。現在の全校生が404人であることを思うと、その時のマンモス度が想像できるでしょうか。
 平成2年:15回生のアルバムには、青々とした≪アスナロ≫が写されており、さては三代目の≪アスナロ≫が植えられたのだな、と分かります。そして、平成3年:16回生のアルバムには、この三代目の傍に、今もある≪ソテツ≫が、新たに増えていることを知ります。
 次に衝撃的な写真は、平成6年:19回生のアルバムです、何が、衝撃的と言って、この≪アスナロ≫の木が、2本になっていることです。つまり、四代目が、植えられたのですね。三代目も、上手く育たなかったようです。
 そして更に、平成10年:23回生のアルバムには、この2本の≪アスナロ≫が、非常に低いものなっています。五代目の≪アスナロ≫です。
 そして、現在の≪アスナロ≫の写真(写真④⑤)を掲載しているのですが、どうもこの、平成10年のものとは、違う≪アスナロ≫の木に見えます。

 ≪アスナロ≫や≪トウヒ≫といった針葉樹は、高地や寒冷地によく生息し、本州南部の平地では、育ち難い樹木だと思います。明石の地は、棲み難いのでしょうね。
 平成10年から、現平成30年までの20年間にも、ひょっとして何代かの代替わりがあったのかも知れません。つまり、現在植えられている≪アスナロ≫は、少なくとも六代目より後のものということです。
 少なくとも、私が知る、平成21年度以降の植え替えはありません(しかし、その間、ほとんど成長をしていないように感じます)。
 色々な変遷を経ていますが、私たちは、この“校木”を何とか絶やさずに、学校のシンボルとして育てていきたいものですね。
寺岡

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