冬になると、野生の動物たちは、食料に困ってしまいます。
食料がないなら、いっそ寝ちまおう、と≪クマ≫たちは、恒温動物であるにもかかわらず、“冬眠”と決め込んだのです。通常に生活していては、あれだけの大きな体を維持する食料を調達することが出来ないのです。
変温動物(両生類や爬虫類)たちは、それこそ、迷わず“冬眠”生活に入ります。
水中生活をする『魚類』は、夏季⇔冬季の、水の中の環境変化が比較的少ないので、水温が下がる冬は、身体に脂肪を蓄え、低水温での生活に適応します。冬場の魚は、脂が乗っていて美味しいのは、そういう訳です。
さて、冬場に困っているのは、恒温動物で、しかも冬眠”はしない、鳥たちです。
身体が小さい者が多いので、少量の食料で事足りるのですが、絶対量は明らかに不足します。
そこでこの木、≪アキニレ≫です。
今の時期、≪アキニレ≫の、縁にギザギザのついた小さな葉っぱは、黄色く紅葉しているのですが、全体的に、写真が茶色く見えるのは、茶色い“実”が、高いところに、ぎっしりと付いているからです。
この≪アキニレ≫の実が、冬場の食料に乏しい環境の中、格好の餌となります。勿論、≪アキニレ≫側としても、種子を広範囲にばら撒いてくれる利益は、ガッチリと確保しています。
寺岡
食料がないなら、いっそ寝ちまおう、と≪クマ≫たちは、恒温動物であるにもかかわらず、“冬眠”と決め込んだのです。通常に生活していては、あれだけの大きな体を維持する食料を調達することが出来ないのです。
変温動物(両生類や爬虫類)たちは、それこそ、迷わず“冬眠”生活に入ります。
水中生活をする『魚類』は、夏季⇔冬季の、水の中の環境変化が比較的少ないので、水温が下がる冬は、身体に脂肪を蓄え、低水温での生活に適応します。冬場の魚は、脂が乗っていて美味しいのは、そういう訳です。
さて、冬場に困っているのは、恒温動物で、しかも冬眠”はしない、鳥たちです。
身体が小さい者が多いので、少量の食料で事足りるのですが、絶対量は明らかに不足します。
そこでこの木、≪アキニレ≫です。
今の時期、≪アキニレ≫の、縁にギザギザのついた小さな葉っぱは、黄色く紅葉しているのですが、全体的に、写真が茶色く見えるのは、茶色い“実”が、高いところに、ぎっしりと付いているからです。
この≪アキニレ≫の実が、冬場の食料に乏しい環境の中、格好の餌となります。勿論、≪アキニレ≫側としても、種子を広範囲にばら撒いてくれる利益は、ガッチリと確保しています。
寺岡