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20171027日(金)記念の碑(番外)

更新日:2017/10/27 01時21分

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 これまで7回に渡り、我が校に残されている、卒業に当たっての『記念碑』を掲載して来ました。ただ、このシリーズを書いていくにあたって、疑問も膨らんできています。ひょっとして、立派な『記念碑』をいただいていながら、現在残っていないものも、あるのではないか、と云うことです。このことについては、また、考察したいと思っています。

 今回“番外”として掲載させていただくのは、『記念碑』というよりも『記念品』というべき数々の品物です。『記念碑』は、どちらかというと“象徴となるべきもの”“眺めるべきもの”という色合いが濃いと思いますが、『記念品』は、実用的なものが多く、現在も日常の活動の中で使わせていただいているものばかりであると言えます。

 10回生の記念品は、『姿見・2基』です。中校舎1Fから2Fに上がっていく階段の途中、東西の踊り場に設置され、もう30年以上、私たちの姿を映し出してくれています。
 17・18回生からは、ショウケースをいただいています。これらは、中校舎2F廊下、一番東端と放送室前に置かせていただき、トロフィー・カップ・優勝旗等を飾らせていただいています。
 25回生からは、『校舎配置図』をいただきました。校門を入ってすぐ目に付く場所に立っています。長年の風雨に耐えた姿を見せています。
 次に続く数々の『テント』の写真は、今年の体育大会時に立てられていたものを撮りました。31・33・34・36・37・38・39・40回生から贈っていただいたものを、今年も使わせてもらっています。最近は、卒業時、『テント』をいただいていることが多いです。これは、温暖化が叫ばれている今日、夏場を迎える前段階から、熱中症を防ぐ上でも、運動場の必需品です。しかも“消耗品”です。どうしても、古くなり歪んできたり、さび付いてきたりしたものは、安全性の観点からも、残念ながらその役割を終えたと云うことで、順次廃棄させていただいています。本当に、子どもたちの為に、よく働いてくれたなぁ、と感謝しつつ…。ですから、ここに『○○回生』という写真の無いものは、その役目が終わってしまったものだと考えられます。34回生以前は、組み立て式で、36回生以降のものは、蛇腹式に簡単に広げて使うものになっています。時代の流れですね。
 35回生だけは、非常に特殊なものをいただきました。これは、私が教頭をしている時代のいただき物です。体育館の『フロアシート』です。これも当時、どうしても必要になり、無理をお願いし、これにしていただきました。写真のプレートは、舞台に向かって右側、上手の壁面、スピーカーの下に貼らせてもらっています。
 そして、41回生は、前回掲載の『丘を吹く風の額』であり、42回生(今年3月の卒業生)からは、再び『テント』に戻っています。
 ただ、42回生の『テント』は、今回の写真にありません。どうやら体育大会時、校門付近の警備テントに使用していたらしく、私の写真の撮り忘れだと指摘を受けました。申し訳ありません。
 このように並べてみると、見当たらない学年のものが多くあります。学校として、決して粗末には扱ってはこなかったとは思いますが、自分たちの学年の『記念品』が、この場に上がって来ていないことに、ご不快感を抱かれる節があるやもしれません。本当に申し訳ありません。
 また、この『卒業記念品』に対しての情報を、ご提供願えればありがたいです。

 我が校は、このようにして各卒業生に支えられ、見守られて、今日あるのです。
寺岡


※ また、次は、周年行事・その他の機会に立てられた『記念碑』を順次ご紹介してまいります。

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