行事

一枚の
映像から
2017913日(水)銀杏も 色づく

更新日:2017/09/13 12時22分

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 校門を入ってすぐ左側にある、雌雄二本の≪イチョウ≫の樹。
 葉っぱの色も、ホンの少し、黄色味を帯びて来たかな、と思わせる色合いになってきました。
 我が校で、赤く色づく葉は≪モミジ≫≪サクラ≫等が、赤と黄色の中間色は≪ケヤキ≫≪メタセコイアヤ≫≪トウカエデ≫≪カキ≫等がありますが、鮮やかに、黄色に変身するのは≪イチョウ≫だけです。
 ≪イチョウ≫の紅葉を眺めていると、古い古い歌なのですが、フランク永井さんが歌った『公園の手品師』という歌が、いつも頭の中に浮かんできます。『…銀杏は手品師、老いたピエロ』と繰り返される歌詞と、ゆったりとした三拍子の音楽が、豊かな低音域で歌われます。≪イチョウ≫の幹のゴツゴツした年季の入った皮膚感覚。緑から黄色への鮮やかな、しかも落ち着いた変身。トランプカードを撒くような落葉。一年を通じ、多彩な変化のある姿を見せてくれます。
 ギンナンも、色づいて来ました。5月31日に掲載をした、本当に幼いギンナンも、再度ご覧ください。ゆくゆくは、もっと鮮やかなオレンジ色になります。
 私がこの写真を撮っていると、二人の男子生徒が話しかけてくれました。その子たちは、ギンナンが潰れるとたまらない匂いがすることや…、しかし食べたら美味しいことや、色々と知っていました。校庭の片隅に育つ“樹”の話題で、生徒たちと話が出来るような、そんなことが、ずっと受け継がれていく学校であるといいな、と思いました。
寺岡

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