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一枚の
映像から
201777日(金)≪トマト≫が赤くなると…

更新日:2017/07/07 15時36分

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 こんな作物も、我が校には出来ています。
 黄色の花に、まだ赤くはなっていない“実”。
 ナス科の植物≪トマト≫です。≪トマト≫にも、たくさん種類はあるのですが、ここは全部統一し、≪トマト≫と称しておきます。
 日本には、江戸時代に入ってきたとされていますが、当時は“食べる”のではなく、赤い実の“観賞用”であったと言います。食用として栽培されだしたのは、明治期になってから。また、品種をどんどん改良していって、本格的に食卓に乗るようになったのは、戦後だと言います。
 さて、見出しの“諺”ですが、日本のものではなく、古くから≪トマト≫を食用としていた、ヨーロッパの“諺”です。
≪トマト≫が赤くなると医者が青くなる。
 今でこそ、リコピンやらβ-カロチンやら、身体の酸化を抑え、体調を整える栄養素が一杯詰まった“優良食品”として認識されていますが、昔は、体験的にとらえられた≪トマト≫の効用だったのでしょう。世の中には、≪トマト≫だけではなく“医者いらず”と称される食べ物はたくさん存在します。
 医者は、世の中に病気で苦しむ人がいなくなり、自分たちがあまり必要とされない世の中が来ることを目指して働き、警察官は、犯罪者がいなくなり、自分たちがあまり必要とされない世の中が来ることを願って働いている。
 考えてみれば、本当に頭の下がることです。
寺岡

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