毎年この時期になると、顔を見せます。(冬場は、殻の入り口に膜を張り、干からびないようにして、じっとしているようです)でも、一時に比べると随分と、数は減ったかな、と感じています。
『デンデンムシ』『カタツムリ』と一般には呼ばれますが、正式には≪○○マイマイ≫という名前が付けられています。私は、写真の個体の正式な名前は、分かりません。どなたか、ご指摘願えませんか?
この種の生物は、乱暴な言い方をすると“陸生の貝”で、殻の付いているものを『カタツムリ』、殻の付いていないものを≪ナメクジ≫と呼んでいる、と考えてください。海の中にも、殻を持たない貝の仲間、例えば≪ウミウシ≫などがいます。
この『カタツムリ』は、雌雄同体として有名です。一つの個体が、精子・卵子両方を造ります。勿論自家受精をすることもあるのですが、それは子孫繁栄の能率も悪く、よほど切羽詰った時のことです。一般的には、二匹の『カタツムリ』が、相互に精子を交換し、他の個体の精子により受精し、卵を産みます。
ところで、『巻貝』の仲間は、“右巻き”“左巻き”があるのをご存知ですか?
一般的には“右巻き”が多いようですが、その見分け方を、簡単に記しておきましょう。
殻の尖った方を上にして、両手で挟んで持ったとします。その時、右手の親指が殻の中に入る貝は“右巻き”で、左手の親指が殻の中に入るのが“左巻き”です。
写真の『カタツムリ』は、どちら巻きでしょうか?
本当に、可愛くて面白い生き物だと思います。
寺岡
『デンデンムシ』『カタツムリ』と一般には呼ばれますが、正式には≪○○マイマイ≫という名前が付けられています。私は、写真の個体の正式な名前は、分かりません。どなたか、ご指摘願えませんか?
この種の生物は、乱暴な言い方をすると“陸生の貝”で、殻の付いているものを『カタツムリ』、殻の付いていないものを≪ナメクジ≫と呼んでいる、と考えてください。海の中にも、殻を持たない貝の仲間、例えば≪ウミウシ≫などがいます。
この『カタツムリ』は、雌雄同体として有名です。一つの個体が、精子・卵子両方を造ります。勿論自家受精をすることもあるのですが、それは子孫繁栄の能率も悪く、よほど切羽詰った時のことです。一般的には、二匹の『カタツムリ』が、相互に精子を交換し、他の個体の精子により受精し、卵を産みます。
ところで、『巻貝』の仲間は、“右巻き”“左巻き”があるのをご存知ですか?
一般的には“右巻き”が多いようですが、その見分け方を、簡単に記しておきましょう。
殻の尖った方を上にして、両手で挟んで持ったとします。その時、右手の親指が殻の中に入る貝は“右巻き”で、左手の親指が殻の中に入るのが“左巻き”です。
写真の『カタツムリ』は、どちら巻きでしょうか?
本当に、可愛くて面白い生き物だと思います。
寺岡