まとめて『エアープランツ』と言うんだそうです。
　未だに私は、全然よくわかっていません。
　物の本で調べると、①土はいらない、②南米チリ原産、③パイナップルの仲間、④うまく育てると花が咲く、等々書いてありました。
　去年の夏、ある有名な“百均ショップ”で、ふと目に留まり、買って来ました。
　≪ブラキカウロス≫≪メラノクラテル≫≪ハリシー≫≪ストリクタ≫etc.と名前のタグが付いていましたが、今は、個々の名前などどうでもよくなってしまいました。
　外で育てた方が良いらしいのですが、私は、室内に置いています。
　時々水に漬けてやり、その後、水をよく切り、これまた“百均ショップ”であつらえた“ザルソバを盛る器”に並べています。
　半年以上、全然変化（成長）が見られず、『どないなっとんねん！』と、半ばあきらめていましたが、今年の3月に入ってから、一つひとつの程度の差はあり、遅々としてはいますが、何とか成長を始めています。これも突然の事とて、『どないなっとんねん！』と、同じ言葉をつぶやいています。まったく不思議な“子”たちです。
“根”らしきものは、ポヤポヤッとしか存在しないので、葉っぱから直に“水”を吸収し、同じく葉っぱから、空気中の二酸化炭素を取り込んだだけで、光合成をして成長しているのでしょう。いわゆる、植物の三大栄養素と言われる“チッソ”“リンサン”“カリ”等の養分補給は、必要ないのでしょうか？？？
　とにかく、これから、どのような姿を見せてくれるのか楽しみではあります。願わくは、私の定年まで（再来年の3月！）に、どれか一つでも“花”を咲かせてはくれないものかと、少～しだけ期待をしています。
寺岡