梅雨に入っていく前のひと時、少し爽やかな天気が続いています。
　今日は“自然”のものではなく、“人工美”をお届けします。
　魚住東中学校へ転勤された、田中先生が、10年間の“高中生活”の中で、特に感動した風景、『高中三景』の一つに挙げられた『夜景：明石海峡大橋』です。
　カメラが良くないので、これが精一杯の画像ですが、如何ですか？
　本当は、撮影に適しているのは、空気の澄んでいる“冬”が良いのですが、冬まで待てずに掲載です。
　色が滲んでしまって分かりにくいとは思うのですが、岩屋にある“大観覧車”が、右端に、緑色の円を塗りつぶしています。
　私の教頭時代にはなかった、明石駅前のビルが、橋のちょうど真ん中に位置し、存在を誇示しています。
　私はこの橋を見ると、兵庫県南部地震のことが思い浮かんできます。
　巨大橋げたを沈めるための、海底掘削をしている時に地震は起きます。真偽は定かではありませんが、この掘削が、地震を誘発したと、当時は話題になったものです。それより、私が印象に残っているのは、地震後、当初予定していた橋の全長が、3,990ｍから3,991ｍと1ｍ伸びたことです。地面がずれたのですね。
　正に、大自然の驚異を感じました。

　因みに“夜景”は、大久保駅の方向も、大変美しい光を放って見えます。
　その下には、人々の生きた生活があります。
寺岡