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202122日(火)明日は立春

更新日:2021/02/02 14時13分

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 校長室のカレンダーも1月から2月に代わりました。1月20日の『大寒』(1年で一番寒い日)から14日後の明日が『立春』です。(春の始まりです)
3年生の皆さんは、古今和歌集【平安時代前期に編纂】を国語の授業で学習しましたね。紀貫之の和歌として、
「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける」の句が載っています。この句は、皆さんがよく知っている百人一首にも登場します。
 一方で、紀貫之の有名な和歌として、
「袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらん」があります。現代語訳では「(夏に)袖をぬらして(手に)すくっていた川の水が、(冬には)凍っていたのを、立春の今日の風が吹き溶かしているのだろうか」です。「春立つ」という言葉で立春を表しています。
 さて、3年生の皆さん、「こほれる」「けふの風」を現代仮名遣いになおすことができますか?紀貫之の作品として『土佐日記』もあります。土佐日記の始まりの部分は興味深い書き出しです。時間があれば図書室に行って読んでみてください。
 今日は『紀貫之』を紹介しました。明日は『松尾芭蕉』を紹介します。明日も元気に登校してきてください。

by校長(310)


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