校長室の窓

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2020427日(月)おうちで学ぼう(7)

更新日:2020/04/28 16時54分

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理科教材研究開発G 2020.4.24(金)9:00~12:00 明石公園(昆虫編)
▼今年度はコロナ関連で研修Cの研究Gの活動がすべて活動休止となり、6月からの昆虫探検隊もなくなってしまいました。10年以上継続していた貴重な活動でしたが、しかたありません。いつものF先生、T先生、A先生(みなさん退職されています)が錦城中南側に集合。
この日は先週に引き続き、明石公園の植物(主に下草)を観察、調査という名目で活動しましたが、最後はやはり昆虫探検隊となりました。
1 ゴミムシ
 ・望海浜でF先生が見つけたヒョウタンゴミムシと同じゴミムシ。きれいな個体です。下草の中に隠れようとします。
2 コガタルリハムシの交尾
 ・メス1匹に対し、オスが2匹。じゃましているようです。ギシギシという植物の葉の上にいるコガタルリハムシ、双眼実体顕微鏡で見るとものすごくきれいですよ。
3 モンシロチョウ
 ・春早い時期から飛んでいますね。身近なところに春の訪れを告げてくれます。
4 ヤマトハキリバチ(明石公園にはまだまだ珍しい虫がいます)
 ・文字通り植物の葉を切り取り、巣に持ち帰ります。時々、公園や庭でもきれいに切り取られた葉を見たことがありませんか?オス・メスとも生まれたての個体のようでとってもきれい。ジジジジジッーと鳴き声?羽音が聞こえました。観察の後、逃がします。
5 ムギワラトンボ(シオカラトンボの♀)
 ・この時期にヤゴから羽化し飛び始めるようです。なかなかすばしこいトンボです。
6 ツバメシジミ(メス)
 ・シジミチョウの中でも後翅の先端に突起があるため、鳥のツバメに似せて「ツバメ」の名前が付いたとのこと。拡大してみると確かに小さな突起があります。翅を広げると黒っぽい色がついています。食草はシロツメクサやレンゲなどのマメ科の植物。
7 ツバメシジミ(オス)
 ・翅を広げると青色です。閉じた時には可愛らしい模様がついています。
8 ヒゲナガハナバチ
 ・ハチ博士のF先生によると、「ニッポンヒゲナガハナバチなのかシロスジヒゲナガハナバチなのかはっきりとはわからないなぁ」と言いながら、おもむろに網を使わず、じぃーっと一点を見ていたかと思うと素早く手が伸びて、素手でヒゲナガハナバチを捕まえていました。またしても恐るべし。2匹ともオス。メスはアンテナが短いそうです。後日、ニッポンヒゲナガハナバチだと連絡がありました。こちらもきれいな個体でした。

▼ハチたちもこれからせっせと花の花粉を集めていくようです。後肢にはまだ花粉のついていない状態でした。小さな昆虫たちですが、季節がめぐりあちらこちらで春を謳歌しているようです。

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