校長室の窓

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201958日(水)タンポポのちえ

更新日:2019/05/08 17時13分

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 今朝の貯木場で気になったのがタンポポの綿毛。昨日見つけていた綿毛はすっかり飛び立ってしまい、軸だけが残り綿毛は跡形もありませんでした。でもいくつかの綿毛はしっかりと背伸びしてすっくと立ち上がり空を目指しています。
 このタンポポにまつわるお話は、「タンポポのちえ」という題名で小学校2年生の国語で勉強したことと思います。
「軸が倒れるのは花と軸を休ませて種に栄養を送るため。晴れた日に軸が背伸びするのは、種を遠くへ飛ばすのに綿毛が風にあたるようにするため。……」と書いてありました。
 2015年に西日本タンポポ調査というものがあり、西日本19府県のタンポポについて一般の人が参加し、種類や数についてのデータが集まりその報告書がネット上にあります。この調査よりも数年前に明石公園でもタンポポ調査がありました。三田にある「人と自然の博物館」の調査員、鈴木先生の呼びかけで子どもたちとともに明石公園に自生しているタンポポについて観察をしました。薬研堀の東側の方面にシロバナタンポポがあることがわかり、在来種に比べ外来種が多いということも知ることができました。
 今日の写真は外来種のセイヨウタンポポでしょう。在来種はカンサイタンポポと言います。同じような葉で黄色い花の咲くブタナやノゲシもあり、なかなか見分けがつきにくいようです。
 自然界の植物たちも色々なところで工夫しながら生きています。

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