第2回職員研修は「明石学」を実施。講師に明石市文化・スポーツ室文化振興課の稲原文化財担当課長を迎え、「文化財から見た明石城」というテーマで講演いただきました。
今年は市制100周年、明石城築城400年の年であり数々の事業が予定されています。明石城の真横にある錦城中学校としても生徒も職員も明石のことをもっと知ろうということで今回の研修内容となりました。
築城の経緯、明石城にまつわる文化財や発掘調査から出土した遺物を元に分かりやすく解説いただきました。
「明石城は天守閣はないけれども、姫路城に負けないくらいの大きな城域があります。特に高さ15m、幅380mの高石垣は近世の城郭の中でもトップクラスのものです」と説明いただきました。
「市内のあちらこちらで発掘調査をしていますが、発掘現場から出土したお椀やお皿、水道の跡、建物の跡や残された絵図を比べてみると当時の人々の暮らしぶりがわかり、現代へのつながりというものもわかってきます」「子どもたちにも興味を持って学んでほしいと思います」と稲原課長。
講演の後は出土した遺物を実際に手に取って見せていただきました。(アカシゾウの牙、江戸時代の焼き物、矢じりを作るサヌカイトなど)
その他
その他2019年7月9日(火)職員研修「明石学」
更新日:2019/07/09 19時23分
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