いしはらこどもクリニック小児科医の石原剛広先生による「発達特性」の講演会が開かれました。ADHD（注意欠陥・多動性障害）やASD（自閉スペクトラム症）という言葉を聞いたことがある人もいる中、これは障害ではなく「特性」であり「強み」だから大丈夫なんだよということや、人と違うことに興味を持っているからこそ、自分にしかできない仕事ができ社会に役立ててすごいんだよと教えていただきました。先生にも特性があると聞くと、友達と顔を見合わせて驚く様子も見られました。短時間でも自分を内省する生徒も多かったと思います。
お礼の言葉では生徒会代表生徒が、自分の経験談を踏まえ周りの仲間の見方をとらえる視野が広がったことを伝え感謝の意を述べました。新しい環境で緊張感を持って集団にいることがしんどいなあと思うこともある人も出てきているかもしれない中、石原先生のお話で心の元気をチャージし、周りの仲間との関係を良い形で育むきっかけとなればと思います。