校長室から

2020617日(水)枝豆じゃこ天は具だくさん

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今朝は雲のない青空が広がり爽快な気分で出勤しました。さて、本日の献立は、白米のご飯(炊き加減がよくふっくらしています)、鰺の味噌だれ焼き、にんじんのごま炒め、関東煮、牛乳でした。鰺の大きさは切り身から想像するところ、たぶん、全長30センチ近い大物を使用されているのではないかと思いました。骨の除去等に工夫されたのでしょうか、さいころ型をしていましたが肉厚でした。にんじんがこれほど甘い食材だったのかとごま炒めをいただいて思いました。砂糖や酢の調味料の加減もあるのでしょうが、にんじんの甘みが優しい感じでした。関東煮は、歴史や呼称も多々あり歴史と伝統のあるメニューです。豆腐料理の「田楽」の異称である「おでん」と同意とされたり、大正時代の関東大震災時に震災復興の過程において関西の人が関東に入るにあたり、関西風の関東煮が関東地方に逆輸入されたりしたとか逸話に事欠きません。いまでは、コンビニエンスストアの冬の風物詩となってもいます。本日は色とりどりの具材の中でも、「枝豆じゃこ天」の秀逸さが目立ちました。直径3センチにも満たない魚の練りもののなかに枝豆、にんじん等が入っています。この小さな小宇宙の中にいろいろな具材とその食感を楽しむことができます。感慨深い味わいでした。少し甘めの味付けも青春を疾走する皆さんを優しく包んでくれることでしょう。給食センターのみなさん、配膳員さん、給食員さん、本日もごちそうさまでした。

更新:2020/06/17 13時59分

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