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山手小だより

9月号        平成20年9月1日発行        明石市立山手小学校

北京オリンピックを観ていて

持てる力を出し切らせたものは 何か

 ことしも40日あまりの夏休みが終った。どんな休みだったでしょうか。夏休みは本来、思う存分休みを満喫し、「早く学校に行って勉強したいな。先生や友だちにも会いたいな」と子どもたちが思うようなものであるべきだとおもっているが、現実は、子どもが「もっと休みたい」、親は「早く学校に行ってほしい」が多いようだ。これも今の時代の夏休み現象なのか?
 さて、あまり熱心ではなかったが北京オリンピックをテレビで観た。前大会ともそんなに変わらないのであろうが、今回は、選手のメダルにかける「思い」が、画面を通して多く伝わってきた。どの選手もみな金メダルを目指して全力を尽くしているのだが、なぜか、選手からのメダルにかける執念とも思える意気込みの違いが、今年は気になって仕方なかった。メダルを取った選手から伝わってくる「思い」の強さにあらためて驚かされた。
精神論で片づけるつもりはないが、ここだという時の子どもたちの爆発力や集中力の弱さ(好きなことや得意なことだとそうではないのだが)が最近気になっているだけに、選手の強いメダルへの「思い」が事を成就させたのではないかと思ってしまう。その「思い」がつらい練習や多くの自己犠牲を乗り越えさせているのだと思っている。水泳や柔道も、そしてソフトボールなどを観ていてそんなことを感じた夏休みだった。
 山手小学校の夏休みといえば、子どもたちもよくがんばっていた。学童水泳記録会での4名の3位以内入賞、ソフトボールチームの全国大会への出場(ベストエイト)、バレーボールチームの34回を数える伝統ある市内大会での初制覇、また、ミニバスケットボールに所属している選手も好成績をあげていた。保護者や地域の方にも世話になった。校庭での「親子でキャンプ」への参加、プール開放や図書館開放、校外補導、校庭の草刈など、いろいろと力をお借りした。投てき板もペンキが塗られた。子ども会陸上の練習ももう始まっている。
 さあ今日から2学期だ。いろいろと行事があるが、心身ともに健康な状態で学校生活を送ってほしいものだ。2学期は力を伸ばす学期である。しかし、持てる力を出しつくす努力を惜しむと伸びる力も伸びない。物事に目標を持ち、主体的に取り組むことだ。それが意気込み(意欲であり、執念)につながるのである。大人が傍で見守り、励ましてやることでさらに効果が高まる。ただ、口出しが過ぎるとやる気を無くしてしまうことも多いので要注意なのである。

全国学力・学習状況調査から見えてくるもの

 今年の調査結果が夏休みの後半に送られてきた。後ほど個人への結果の返却や分析、改善などについてのお知らせをするが、昨年、今年とかなり明確になってきたことがある。
 それはあたりまえのことなのだが、算数・国語のテストの結果と家庭での学習・生活習慣との間にはかなり強い相関関係があるということだ。きちんと家庭学習が積まれている場合や規則正しい生活習慣を身につけている子どもの方がそうでない場合よりテスト結果の数値が高いということなのである。また、読売新聞には、「学力が高い学校に共通していることとして、地域に理解と協力を求めるため、教育活動をホームページで公表したり,住民が自由に授業参観できる日を設けていることなどがある」ともあった。やはりあたり前のことをあたり前にやり抜くことが、『急がば回れ』となりよい結果を生むことになるのかと、こころ強くした。
 この夏、京都市教育委員会主催の地域教育の研究大会に参加をした。学校のやろうとすることが地域の力によってその効果は何倍にもなる、という私の持論をさらに確かなものにした。
 大勢の力で子どもの教育の質を高めたいとの思いをさらに確かめた私の夏休みでもあった。

                           (学校長 藤岡 勝義)

【 9月の学年目標 】

1年生  あつさにまけず べんきょうをがんばろう

2年生  生活のリズムをもどし きびきびと行動しよう

3年生  暑さに負けず きびきび行動しよう

4年生  暑さに負けず けじめのある行動をしよう

5年生  生活のリズムを戻し けじめのある行動をしよう

6年生  最高学年として自覚を持って行動しよう
     気持ちを引き締めて2学期のスタートをしよう

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