キラキラ魚住っ子 - 2024年度
2024年12月23日月
2年
2年 国語科「かさこじぞう」②
update 2024-12-25 09:45:44
司書の先生から、「図書室の本を借りる人はとても多くて嬉しいけれど、日本の多くの人が知っている昔話を借りる人が少ないので、たくさんの人に昔話を借りて読んでほしいです。そうなるためのアイディアを、2年生のみなさんで考えてほしいです。」と、お願いされてから2ヶ月あまり。願いを叶えるべく、子どもたちは、①自分たちが昔話を借りてたくさん読む、②「かさこじぞう」の学習をがんばる、③たくさん読んだ昔話の中から、「おすすめカード」をかいて図書室や各学年の廊下等の掲示板に掲示する、という作戦を考えました。誰が何をするお話なのか? 登場人物は誰なのか? おすすめのところは何なのか? 作者の岩崎京子さんは、この「かさこじぞう」のお話から、子どもたちに何を伝えたいのか? を考え、「おすすめカード」をみんなでかいてみました。授業で学習してきたお話なので、自分の考えをもって作成することができました。次は、並行読書をして読みためた昔話の中からベスト1の「おすすめカード」作りをしました。自分がおすすめしたいのだけれど、自分一人で責任をもって最後まで書き上げることに不安を感じたり、どう進めていったらよいか困惑して立ち止まったりすることもありましたが、困ったときは、同じ本をおすすめしている友だちに相談したり、読書通帳に戻って振り返ったりして仕上げていきました。だんだん要領をつかめてきた子は、「もっとやりたい!」「もう一枚やっていい?」と、どんどん書き進めていきました。単元の振り返りには、「司書の先生のおかげで、たくさん読んでいくと面白くなっていって、もっと読みたいと思いました。」「昔話って面白いって初めて知りました。」という感想も聞かれました。