花が咲いて、花がしぼんで、その後に小さな小さな実をつけて、それが少しずつ太く大きく育ってきて…、「もういいかなあ？」「いやいや、あともうちょっと。まだ大きくなるかも知れないから、あともうちょっとだけそのままにしておこう！」「赤くなってきた！　あしたしゅうかくしよう！！」

毎日「自分の」野菜を見に行っては水をやり、声をかけ、収穫の日を算段しながら、「今だ！」と思う日に、はさみを持って収穫に出かける子が増えてきました。生活科の時間には、収穫間近の野菜や収穫した野菜を観察したり、２本目、３本目の小さな実の長さを測ったり、１個（本）目の様子と比べたり、友だちのと比べたりして感じたことを口々に述べていました。こうした野菜の生長の様子に加えて、収穫する嬉しさ、収穫後に持ち帰って食べた感想などの発言も多く聞かれました。