平成23年 4月20日

平成23年度 校内研究について

研究主題 子ども一人一人の生きる力の育成
 〜 問題解決学習を通して、くらしを見つめる子どもを育てる 〜
研究内容  主体性・自主性を育むために必要な、児童の能力・技能及びその到達目標、教師の支援・指導をあきらかにし、問題解決学習や特別活動を通して実践していく中で、児童の生きる力を高める

 「指示待ちで思慮が浅い」という児童実態の打開策として始まり、その意義を大切にして取り組んできたのが、問題解決学習を主軸とした本研究である。これまでの多岐にわたる取り組みを積み重ねてきた成果は、現在の本校児童に見られる姿によく表れていると思う。自分から挨拶ができる、掃除に真剣に取り組む、ルールやマナーを守るなど規範意識を持っている、という児童が比較的多く、落ち着いた雰囲気をもっている。しかしながら、内部から厳しい目で児童の実態を考えると、昨年度までに見られた児童の自主性・主体性のゆるやかな低下が大きく改善されたとは言い難く、課題として残っているのが現状である。

 それは、近年の多数にわたる職員の異動により、教師間で研究の意義や本校の問題解決学習をはじめとした取り組みについての共通理解が十分でないことが、理由として挙げられる。また、児童数増加のため学校施設が手狭になっており、十分な活動時間や活動場所の確保が年々困難になっていることも、その一因である。そのような中でも、昨年度に重点課題として取り組んだ「児童に必要な能力・技能及びその到達目標を定める」こと、そのための「教師の支援・指導を共有化する」ことについては、一定の成果をあげることができた。何を目指して、どの内容を、どんな方策で行うのかを、明文化し共有することが改善につながった。その方向を今年度についても継続して、広げていきたい。

 そこで本年度は、児童の自主性・主体性の向上を第一におき、学校生活全般にわたって見直していきたい。具体的な児童像として本校が目指している「くらしを見つめる子」を育てるために、学習面では問題解決学習を、生活面では主に特別活動を中心に、これまでの取り組みを基礎にして、教師間の共通理解を深めていく。兵庫型教科担任制の試行にともなう指導形態の変化や新学習指導要領の施行への対応など、新たな課題もある今だからこそ、個々の教育活動をひとつに繋げて、これからの大久保小学校を支える教育システムを創り上げていくことが必要である。本年度は、そのための一年にしたい。

重点課題 1)問題解決学習についての取り組みの継続
  ・めあて、留意点などを念頭においた単元の作成や見直し
  ・各教科との関連を念頭においた、到達目標の項目や内容の見直し
  ・過去の研究や単元など関連資料の整理
2)生活面(係活動や掃除、クラブ、委員会など)での取り組みの強化
  ・各学年のねらいや取り組みを明らかにして、共通理解を図る
3)児童実態の把握と分析の方法の確立
  ・各学期ごとの児童アンケートなど
  ・毎学期末に、計算および漢字の習熟の確認
その他 1)学級経営案
  ・重点課題を加味しながら、児童理解を深め、計画的な指導を行う
  ※各学期末ごとに振り返り、必要に応じて修正・変更を行っていく
2)一人学習の手引き
  ・学び方を身に付けることができるよう、手順などを説明した冊子の準備
  ※サンプルを基に、各学年に応じた内容に修正・変更を加えていく
3)朝の学習
  ・基礎基本の定着のため、学年で内容を検討して行う

 
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