1月17日、30年目の震災の日であるこの日、南海トラフ地震により2mの津波が115分後に到着することを想定し、実際に天文科学館へ避難する訓練を実施しました。
8時50分 緊急地震速報発令直後の避難行動、その後の学級単位で教室から直接天文科学館に向かう避難行動(8時57分避難指示、9時17分避難完了)を、中崎っ子全員で整然と行うことができました。ご協力くださった方々からは、中崎っ子の避難行動の様子を称賛していただきました。
本日の避難訓練には、日ごろからお世話になっています『中崎まちづくりの会』『スクールガード中崎』『防犯協会』の皆様をはじめ、多くの地域の皆様のご協力もいただきました。天文科学館への道中にたくさんの地域の方々が立ってくださり、中崎っ子を見守って下さいました。ほんとうに心強かったです。
また、大時計の針が5時46分で止まっている天文科学館では、なんとサプライズで明石市長様が中崎っ子をお出迎え下さいました。そして、中崎っ子全員で黙とうをした後に、市長様と天文科学館長様、そして、ふだんお世話になってる地域の方からも中崎っ子へ言葉を掛けていただきました。「いざ、という時のためにも、日頃の一つ一つのやりとりが大切です」、ほんとうに普段から意識していきたい大切な言葉です。ありがとうございました。
特に、天文科学館の職員の皆様のご協力なしにはこの訓練を実施することはできませんでした。中崎っ子のトイレのお世話もしてくださいました。ありがとうございました。全体での避難訓練後には、中崎っ子5年生が参加して天文科学館のプラネタリウムからの避難訓練も実施してくださいました。
この学習を通して、中崎っ子には、普段から地震に対する心構えを持ち、地震発生時における安全な行動を理解し適切な避難行動がとれるようになってほしいと願っています。
やさしい街『なかさき』を、中崎っ子だけでなく、私たち職員も実感できた避難訓練でもありました。
いつもほんとうにありがとうございます。