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■【全校生】1月14日(木)_防災訓練&追悼集会



 1月14日(木)の2校時に防災訓練と追悼集会を行いました。防災訓練では、子どもたちは誰も私語をすることなく、整然と運動場へ移動することができました。移動にかかった時間はわずか3分30秒、本当に素晴らしかったです。花園小学校の誇れるところの1つだと思います。
 追悼集会では、全校生で阪神大震災でお亡くなりになられた方へ黙とうを捧げました。その後、校長先生から下記のようなお話がありました。
 子どもたちは普段、当たり前のように花園小学校に登校し、笑顔で元気に過ごしてくれています。26年間に起こったあの大震災は、そんな当たり前の風景を木っ端みじんに吹き飛ばしてしまいました。同じことが起こらないことを心から願いますが、大自然は時に残酷です。もし、同じことが起こった時に最善が尽くせるよう、普段から準備をしておきましょう。

【校長先生のお話(抜粋)】
 みなさんがまだ生まれていなかった、1995年(平成7年)1月17日(火)午前5時46分、兵庫県南部地震が起こりました。その地震により家やビルがつぶれたり、火事がおこったりするなど大災害が発生し、兵庫県において約6400人もの尊い命が奪われました。ここ明石においても10人の方がお亡くなりになりました。これを「阪神・淡路大震災」といいます。
 まずは、亡くなられた人たちへ黙とうをささげたいと思います。
   黙とう(30秒)       なおれ
(中 略)
 26年前に起こったあの出来事は、私たちからたくさんの大切なものを奪っていきましたが、同時に「支えあうことの大切さ」「人の命の尊さ」を教えてくれました。あの大地震のとき、近隣から、遠くから、たくさんの人がやってきて、被災した人たちを支えてくれました。
 ここ花園校区でも『ボランティアはなぞの』のみなさんを中心に、みんなで支え合い助け合いながら、困難を乗りこえました。先日、『ボランティアはなぞの』代表の松本茂子さんが4年生に講演をしてくださった時の記事が14日の神戸新聞に載っていますので、また読んでください。「あの大震災での経験が、今のボランティア活動の原点になっています。」と松本さんは力強くおっしゃられています。
 みなさんは、あの大震災を知りません。みなさんだけでなく、今現在、兵庫県に住んでいる人で、約半分の人が大震災を経験していません。しかし、兵庫県民として1月17日という日を忘れてはいけないのです。
 1.17は忘れない。このことを合言葉に1人ひとりのかけがいのない命を大切にしてください。その命を守るための防災訓練を大切にしてください。同じことが起こった時にみんなで支え合いつながり合えるよう、普段からお友達や地域の方との絆を深めていきましょう。
これで、先生のお話を終わります。

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「2021/01/14up]













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