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■【全校生】7月15日(水)_花園集会[放送]



 7月15日(水)の5校時 児童会のみなさんの司会のもと、花園集会が行われました。今回の集会は新型コロナウィルス対策、熱中症対策のため放送で行いましたが、みんな、教室でも熱心に話を聞いてくれました。「渡り鳥」の話はしっかり伝わったでしょうか?もう1度、載せておきますので読み返してみてください。みなさん、渡り鳥に負けないでね。

  「渡り鳥」
 みなさん、渡り鳥って知っていますか?渡り鳥は食べ物や環境や繁殖などの事情に応じて、決まった期間に長い距離を移動する鳥のことです。渡り鳥は長い距離を飛ぶ時、Vの形に隊形を組みます。これを『V字飛行』といいます。1枚目の写真を見てください。

 渡り鳥がV字飛行をするのは、なぜだかわかりますか?

 2枚目の写真を見てください。鳥が羽ばたくと、その後ろに飛ぶのに都合のよい、体が浮きやすい風の流れができます。その風に乗るように、両側に一羽ずつ並びます。そうすると仲間のつくった風の助けを受けて少ない力で飛ぶことができます。そうやって仲間の後ろに次々と並び、V字になるそうです。仲間と力を合わせることで、一羽で飛ぶのと比べ、半分よりも少ない、かなり楽な力で飛ぶことができるそうです。この飛び方によって1日100キロを超える旅ができるようになると言われています。

 でも、ここまでお話を聞いて、何か気になることはありませんか?

 「それだったら1番先頭の渡り鳥1羽だけが風の抵抗を受け、苦しい思いをするんじゃないかなあ?」そう感じた人は、そこに気づくことができた自分をほめてあげてください。
 でも、ご安心を。実は交代しているのです。3枚目の写真を見てください。
 先頭の鳥が長く飛んで疲れると、後ろの鳥が1つ前に詰めていき、先頭を交代します。疲れた鳥は後ろに移ります。すると楽になります。1番苦しい先頭は、みんなで順に交代していくのです。しかも、渡り鳥によっては、前を飛ぶ仲間を勇気づけるために、後ろから「コア、 コア」と鳴きながら飛ぶそうです。
 渡り鳥は、一部の鳥にだけ負担がかからないようにみんなで協力し合って、長旅を乗り切っているのですね。
 また、一羽の仲間が疲れて遅れ出すと、近くに寄り添って飛びます。途中で、病気になったり、傷ついたりして飛べなくなると、仲間の二羽が飛んでいき、その鳥を助け、守るために地上に降ります。そして、また飛べるようになるまで一緒にいて元の群れに追いついたり、他の群れに入ったり、自分たちで新しい群れを作ったりして飛び続けます。どうですか。ステキでしょ。
 ここまで、渡り鳥のお話をしました。ここで自分のクラスを見つめてみてください。
 さあ、みなさんは、今のクラスをどんなクラスにしたいですか?

 これで校長先生のお話を終わります。

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「2020/07/15up]













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