Home>地域とともに コミュニティ・スクール>1.17 追悼集会 in はなぞの広場...
1月17日(月)午前5時46分 「未来に継ぐ志」実行委員会(ボランティアはなぞの他各種団体の有志からなる)主催で、西明石駅東口の南出口に隣接した「はなぞの広場」にて、第8回「阪神淡路大震災の追悼集会」が行われました。
「はなぞの広場」は震災当時、仮設住宅が54軒建てられていた場所です。また、この集会は震災20年を機に「あの日を忘れない」との思い、生きていることの素晴らしさを確認し合うことのできる場となっています。
今年のキャンドルへの最終点火は、本校の卒業生を含めた望海中学校柔道部の代表が行いました。生徒たちは、前日準備にも関わり、地域の皆さんの思いにも触れ、貴重な体験となったようです。顧問の先生によると、先生のご家族が長田区で被災されたこともあり、子どもたちへの防災教育のため、前任校の垂水の中学校では、毎年同日同時刻に、代表の生徒たちを神戸の追悼式会場に引率されていたとのことです。
代表のあいさつでは、「ボランティアはなぞの」の松本さんが花園校区のボランティア活動の原点である当時を振り返られました。また、「まちづくり協議会」の池内会長は、「当時の経験を風化させることなく、あの思いをまちづくりに活かしたい。」と語られました。
最後に、鎮魂の演奏として、地元出身のフルート奏者とクラリネット奏者の2名の方が「しあわせ運べるように」他2曲を披露され、参加者一同、改めて追悼の思いに浸り、震災を知らない世代への継承の重要性を感じ合うひと時となりました。
花園小学校の児童においても、本校での追悼集会及び学級での防災教育において、当時のことを含め、「自分で身を守ることの大切さ」や「命の重さ」について、しっかりと考える機会にしたいと思っています。ご家庭においても、経験されたことや、いざという時の避難場所の確認、日頃の防災対策等の話合いをもつ機会にしていただければと願います。
「2022/01/17up]