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■新型コロナウィルスによる差別・偏見のない学校を目指して



新型コロナウィルスによる差別・偏見のない学校を目指して

花園っ子のみなさんへ

 新型コロナウィルス感染症に関係して、様々な立場の人たちが傷つけられる言動が見聞きされています。
 感染した方、検査を受けた方、病気の広がりを防ぐために働いている方、そしてそれぞれの家族の方。みんな新型コロナウィルスという見えない敵に悩まされながら、懸命に立ち向かっている人たちです。このような人たちを傷つけるような言葉や行動は決してあってはならないのです。
 また、うわさや嘘をSNSで発信したり、それをうのみにして拡散したりすることは、不安をさらに広げる行為です。
 不安な気持ちを抱えている人はたくさんいます。でも、不安な気持ちを、誰かを攻撃したり、仲間はずしにしたりする気持ちに変えてはいけません。みんな同じ学校で、同じ社会でともに生きる仲間です。「大丈夫?」「たいへんだね」と声をかけ合い、寄り添い、「いっしょにがんばろう」と強くつながれば、きっとこの不安と危機を乗り越えられるはずです。
 たたかう相手はウィルスです。
 今こそ、力を合わせる時です。みんな、いっしょにがんばろう!


保護者の皆様へ

 新型コロナウイルス感染症は、日本国内のみならず、世界で猛威を振るい続けています。明石市においても感染者は増加傾向にあり、いつ花園小学校で感染者が出てもおかしくない状況です。
 新型コロナウイルス感染症の蔓延は、病気としての問題だけでなく、この病気が感染症であることから不安やおそれを増大させ、感染者、医療従事者だけでなく、その家族や近隣の人々に対しても不当な差別やいじめなどの人権侵害が増大するという大きな問題を生んでいます。
 恐れるべきは人ではなくウイルスです。病気を理由に人を差別する、職業や属性だけでレッテルを貼り排除することは絶対に許されることではありません。もし、花園小学校区で感染者が出た時には、誹謗中傷や犯人捜しのようなことをするのではなく、お互いへの思いやりの気持ち、優しい声掛けによる支え合いを大切に行動することを、私たち大人が率先して示していきましょう。


新型コロナウィルスによる差別・偏見のない学校を目指しての写真新型コロナウィルスによる差別・偏見のない学校を目指しての写真2


     


「2020/08/07up]













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