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校長室からがっこうあんない

2018227日(火)菜の花や・・・

更新日:2018/02/27 18時31分

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 学校の南門周辺は用務員さんが丹精している花壇の花がきれいに咲き始めています。プールの横の花壇には黄色い菜の花が盛りです。卒業式までこのままもってほしいと思います。
 昨日から急に暖かくなり、春が一気に足取りを速めたようです。啓蟄を前に、菜の花にもハチやアブの姿が見られます。この時期思い浮かぶのが、「菜の花や 月は東に 日は西に」という与謝蕪村の俳句です。この俳句を、中学校3年生の理科の授業でよく取り上げました。(今では教科書にも載せてます)さて、なぜ理科か?
 この俳句には月の動きと満ち欠けの関係が詠まれているのです。日は西ですから、春の日の入り時刻から考えて、時刻は夕方6時前でしょう。その時、月が自分を挟んで太陽と反対の東にあるので、この時の月は満月です。理科の学習をするとこのような推理ができます。
 蕪村は須磨を訪れ、摩弥山のふもとに広がる黄色い菜の花畑に立ち、霞立つ播磨灘に沈む夕日と、東に昇ってきた満月を見てこの句を詠んだのでしょう。記録では1774年のことだといいます。当時の神戸の辺りはアブラナ(菜の花)が盛んに栽培されていました。油を取るためです。当時の照明は菜種油の行灯(あんどん)でした。 一つの俳句を理解するだけでも、多くの学びがあります。理科と歴史と地理と古典、学習は教科を越えてつながっているものです。
 さて、この春の陽気も今日までです。明日水曜日の午後からは日本海を低気圧が東進するため、嵐のような天気になりそうです。「春一番」となるかもしれません。一雨ごとに春めいてきます。

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