校長先生の島っ子だより
2025年01月17日金
いちばんたいせつなもの~命~
今日は、兵庫防災の日です。
30年前の今日のことは、忘れられませんし、
その日だけでない、その後の混乱と悲しみや被災者も支援者もみんなで必死に生き、
亡くした大切な人や生き物たちの命をつなぎ、復興を果たしてきたことを、
忘れはできません。安全神話にいた私たちに、あの阪神淡路大震災から突き付けられた多くの問題点を、
引き継いでいく使命があると思っています。
昨年は元日の能登第地震・・・・29年前のあの日を想起され恐ろしく思いました。それよりもそうした被害の中に
いらっしゃる方々にどうすればと思いめぐらしできることはと模索しました。学校現場としては、30年前から兵庫が積み上げてきたEARTHの取組と、今ここにいる子ども達への教育をと職員で話し合いました。
東日本大震災、熊本地震、能登第地震、、、、被災地支援の方法については改善されてきたのだなと、
今回30年前体験した阪神淡路大震災のときを改めて振り返ると、ありがたく思う部分も多くあります。
日頃からの備えの難しさもありますが、子ども達には『いちばん たいせつなもの ~命~』を本気で考え、しっかりと命を守れるようにと伝えていきたいです。
本日、学校では防災学習と避難訓練を行いました。教職員全員が本校の特徴をよく理解し子どもの命を守る判断と行動を足らねばなりません。同時に、子ども達も自分の命を守る「適切な行動を 考え 判断する力」が大切であると、第3次学校安全推進計画(2022施行)から通知され、取り組んでいます。
私は、命を守るためには 3つが必要だと思っています。
「知」知ること~地震のメカニズムや自分のいる場所の地震の起きやすさや可能性、避難の方法など
「体」判断して行動できるちから~命を守る行動を、安全バイアスにかからずに、自身で判断を。怖くても命を守る方へ。
「心」人を思いやる心~阪神淡路大震災のあの戦禍の後のような状況下で人海戦術で一人でも救おうとがんばったことやその後の長い避難生活の中で人と思いやりあったから乗り越えて来れたこと、人を救えるのは人しかいないと感じます。そして、今当たり前にある水や電気…それを大切にすることなども思いやることにつながっていると思います。
明日は、まちづくり協議会主催の防災イベントです。昨年度もおおがかりに消防車や無線システム、煙体験や津波の高さなどの体験や、各地区の防災グッズ確認などをされ、
今年度は30年の記録として映像収集をされています。
とんどで江井島地域みなの安全と健康、幸せと子ども達の健やかな成長を祈り、
その後、炊き出しで つながって温まろうという計画をされています。
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